Windowsの上級操作・設定方法

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これを知っていると更にステップアップ!上級設定・操作集!(2)

前ページに引き続き、Windowsの上級設定・操作集です。
これは使える・・!というものがございましたら、是非ご活用くださいませ。

項目 アプリケーションエラー発生時のメッセージを早く表示させる。
項目 応答しなくなったアプリケーションソフトを、強制的に終了させる。
項目 使用可能な物理メモリを、大きくする。

 

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アプリケーションエラー発生時のメッセージを早く表示させる。

アプリケーションソフトを起動しようとしたが、何も反応せずにしばらくすると、「応答待ち」のメッセージが表示された・・・。Windowsをお使いの方でしたら、こういった現象を体験された方が、たくさんいらっしゃると思います。
このとき、メッセージが表示するまでの時間が長く、結構待たされてしまいますね。しかし、「応答待ち」や「終了できないアプリケーション」のメッセージが表示されるまでの時間は、レジストリの所で短く設定することも可能です。
今回は、アプリがエラーで起動できないときに出るメッセージが表示されるまでの時間を、短くする設定を見ていきましょう!

★「応答待ち」メッセージの表示時間短縮
1.画面右下のスタートから、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2.そこに「regedit」と入力し、OKをクリックすると、レジストリエディタの画面が開きます。
3.次に右側のインデックスから「HKEY_CURRENT_USER」⇒「Control Panel」⇒「Desktop」と開いてきます。
4.右側の一覧から、応答待ちメッセージのタイムが設定してある「Hung App Timeout」をダブルクリックして開きます。
5.「文字列の編集」の画面が開くので、値のデータを、5000から1000ぐらい(任意で数字を減らしてOKです)に変更し、OKをクリックすれば設定完了です。

この設定を行うと、(5)で設定した数値に合わせて「応答待ち」のメッセージが早く表示されるようになります。又、「終了できないアプリケーション・・」のメッセージが表示するまでの時間を変更したい場合は、(4)のところで「Wait To Kill App Timeout」を開いて、数値を少なくしてあげればOKです。快適にWindowsと使うため、是非一度見ておきたいところですね☆

Windowsの上級操作・設定方法(2)

応答しなくなったアプリケーションソフトを、強制的に終了させる。

以前、アプリが応答しなくなったときの、メッセージが表示されるまでの時間短縮についてでしたね。しかし、「どうせ応答しないんだったら、メッセージを出さずに強制終了しちゃったほうがいいのでは・・・」と思われた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
実は、レジストリある部分の変更を行えば、「応答待ち」のメッセージを表示させずに、強制終了させてしまうことも可能なんです。
今回はその設定方法を見ていきましょう!

★ 設定方法
1.画面右下のスタートから、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2.そこに「regedit」と入力し、OKをクリックすると、レジストリエディタの画面が開きます。
3.次に右側のインデックスから「HKEY_CURRENT_USER」⇒「Control Panel」⇒「Desktop」と開いてきます。
4.右側の一覧から、応答しなくなったアプリを自動で強制終了させる「AutoEnd Tasks」をダブルクリックして開きます。
5.「文字列の編集」の画面が開いたら、値のデータを「1」にしてOKをクリックすれば設定完了です。

応答しないアプリを自動で強制終了・・・。ちょっと強引なやり方かもしれませんが、ヘビーユーザーの方などに、喜ばれる設定かもしれませんね。

Windowsの上級操作・設定方法(2)

使用可能な物理メモリを、大きくする。

WindowsXPの初期設定では、多くの場合、OSの最低動作条件である128MBのメモリサイズに合わせて、各種メモリの設定が行われています。
しかし、今現在のパソコンは、512MBや1GB、2GBのものが主流となりつつあり、メモリが最大限に生かされていない場合も出てきています。システムキャッシュメモリ(一度読み込んだデータをメモリに保存しておく部分。再表示の際の高速化が期待できる)についても、然りです。
そこで今回は、この「システムキャッシュメモリ」を拡大するため、アプリケーション用に保護されたメモリ領域を開放してしまう設定方法を見て行きましょう!

★ 設定方法
1.スタートから「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2.「regedit」と入力し、OKをクリックすると、レジストリエディタの画面が開きます。
3.次の右側のインデックスから「HKEY_LOCAL_MACHINE」⇒「Current Control Set」⇒「Control」⇒「Session Manager」⇒「Memory Management」と開いていき、右側に表示されたファイルの一覧から「Large System Cache」をダブルクリックします。
4.すると「DWORD値の編集」という画面が開くので、「値のデータ」を1にし、OKをクリックすれば設定完了です。

この設定を行うと、アプリケーション用として保護されていたメモリを、システムキャッシュメモリとして使用できる為、動作の高速化・最適化が期待できます。しかし、万が一、アプリケーションソフトの動作が遅くなる場合は、(4)の値のデータを「0」に戻してあげた方が良いでしょう。

Windowsの上級操作・設定方法(2)


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