Windowsの上級操作・設定方法

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これを知っていると更にステップアップ!上級設定・操作集!(1)

Windowsをもっと自由自在に操りたい・・!と思っている方へ、ぜひ読んで欲しいのがこちらの「上級操作集」です。レジストリを操作するので、ちょっと複雑で難しくなりますが、その分大きな効果が得られると思います。
職場などでのシステム管理者の方が、使える操作や設定も多数ありますので、是非ご覧くださいませ。

項目 タスクウィザードを使って、定時にWindowsを終了させる。
項目 ファイルシステムを「FAT32」から「NTFS」に変更する。
項目 レジストリエディタの使用を禁止する。
項目 特定のソフトを実行させなくする。
項目 コントロールパネルを使用禁止にする。

 

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タスクウィザードを使って、定時にWindowsを終了させる。

急な用事で自分のパソコンを立ち上げたまま外出してしまったときなど、自動でパソコンの電源が落ちてくれれば・・・と思うことがあるかと思います。
WindowsXPでは、実はこの自動電源断を、タスクの設定により行うことが出来てしまいます。指定した日時に、電源断のタスクを起動させるといった具合ですね。
今回は、この自動電源断の設定について見ていきましょう!

★ 設定方法
1.スタートから「コントロールパネル」⇒「パフォーマンスとメンテナンス」⇒「タスク」と開いていきます。(クラシック表示の場合は、コントロールパネルからタスクを開きます。)
2.タスクの画面が開いたら、ウィンドウ内の何も無いところで右クリックし、新規⇒タスクとクリックします。
3.すると新しいファイルが出来るので、「自動電源断」などと任意で名前を付けます。
4.そのタスクファイルを開き、タスクのタブで、実行するファイル名のところに「shutdown.exe -s -f -t 10」と入力します。
5.次にスケジュールのタブを開き、開始時刻のところに、Windowsをシャットダウンする時刻を入力しまし、適用又はOKボタンをクリックします。
6.するとパスワードを入力する画面が開くので、任意でパスワードを入力し、OKをクリックすれば設定完了です。

最後のパスワードの入力についてですが、これを入力しないと設定が無効になる可能性があります。(実際にパスワードを入力しなかったら、このタスクは稼動しませんでした。)
又、場合によっては、パスワード入力、OKクリック後にエラー表示が出る可能性がありますが、これは無視して頂いても大丈夫です。

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ファイルシステムを「FAT32」から「NTFS」に変更する。

WindowsXPでは、HDDのファイルシステムとして、「FAT32」と「NTFS」を使用することが出来ます。一般的に、NTFS形式のファイルシステムの方が、FAT32よりも扱えるファイル容量が大きく、アカウントごとのアクセス権限なども設定できるなど、メリットが多いです。

※HDDが、どのファイルシステムになっているかの確認は、マイコンピュータ ⇒ HDDを右クリックし、プロパティの「全般タブ」で見ることが出来ます。

★ ファイルシステムの変更方法
1.画面右下のスタートから、「すべてのプログラム」⇒「アクセサリ」⇒「コマンド プロンプト」と開いていきます。※アクセサリ内にコマンド プロンプトが無い場合は、スタート⇒「ファイル名を指定して実行」を開き、「cmd」と入力してOKをクリックすると、コマンド プロンプトの画面が表示されます。
2.「コマンド プロンプト」の画面が開いたら、一番最後の部分(「C:\Document and Settings\ (アカウント名) >」の後)に、「convert (変換したいドライブ名): fs:NTFS」と入力し、Enterキーを押せば、設定完了です。

「コマンド プロンプト」画面での設定は、初めは難しく感じるかもしれませんが、慣れてくれば意外と簡単に出来てしまいます。又、この作業は、ファイルシステムを変換したいドライブ名(Dドライブ、Gドライブなど)を確認してから、行ってくださいね。

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レジストリエディタの使用を禁止する。

Windowsには「レジストリ」という、システム上とても重要な設定情報が記録されているファイルがあります。このファイルを不用意にいじってしまうと、Windowsそのものが起動できなくなるケースもあるほどです。パソコンを共用している場合など、セキュリティの観点から、このレジストリの設定を変更できないように使用を禁止しておく必要がありますね♪
今回はレジストリの設定変更を出来なくする設定についてです。

★ 設定方法
1.スタートから「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2.ファイル名を指定して実行のダイアログが開いたら、「gpedit.msc」と入力してOKをクリックします。
3.「グループ ポリシー」の画面が開いたら、左側のメニューから「ユーザーの構成」⇒「管理用テンプレート」⇒「システム」と開いていきます。
4.次に右側の「設定」の項目で「レジストリ編集ツールへアクセスできないようにする」をダブルクリックします。
5.プロパティが表示されたら、「設定」のタブで「有効」にチェックを入れOKをクリックすれば設定完了です。

この設定は「グループポリシー」から行いましたが、これ以外にも、様々な設定がここで行うことが出来ますよ。

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特定のソフトを実行させなくする。

WindowsXP Proでは、「グループポリシーエディター」という機能があり、ここで各ソフトの実行の制限をする設定を行うことが出来ます。不特定多数の人々が使用する、公共や会社のパソコンでは、たいへん必要とされる機能ですね。ゲームソフトや、システム設定の変更可能なソフトなどは、この設定で使用できなくさせましょう☆

★ 設定方法
1.利用できなくするソフトのプログラム名をメモしておきます。
2.スタートから「ファイル名を指定して実行」を開きます。
3.ファイル名を指定して実行のダイアログが開いたら、「gpedit.msc」と入力してOKをクリックします。
4.「グループ ポリシー」の画面が開いたら、左側のメニューから「ユーザーの構成」⇒「管理用テンプレート」⇒「システム」と開いていきます。
5.すると右側に「設定」の一覧が表示されますので、ここから「指定されたWindowsアプリケーションを実行しない」をダブルクリックして開きます。
6.次に「設定」のタブで「有効」にチェックを入れ、「表示」をクリックします。
7.「内容の表示」のダイアログが表示されたら「追加」をクリックします。
8.「項目の追加」が開いたら、ここに実行させなくするソフトのプログラム名を入力して、OKをクリックします。
9.以下、OKをクリックしていきダイアログを終了させれば設定完了です。

今回の設定は、社内などでのパソコンの管理者の方向けの設定だと思います。お役に立てれば幸いです。

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