Excelのセル操作・設定方法

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表計算ソフト・Excelならではの便利なセル入力方法・設定集(2)

前頁に引き続き、Excelの便利なセル入力方法・設定集です。
使えるものは、是非活用して頂ければ幸いです。

項目 Excelでプルダウンリストを作成する。
項目 データの条件に合わせて、色付き文字にする。
項目 1つのセルに入力されたデータを、別々のセルに区切る。
項目 セルにコメントを付ける。
項目 セルの入力内容を、移動せずに確定する。

 

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Excelでプルダウンリストを作成する。

Excelで表を作成し、商品名などを入力するとき、予め決まったリストから選択・入力できれば、手間が省けますね。又、商品名が難しすぎて、入力に困った場合なども、リストから選択するだけだったら楽々入力出来ると思います。そこで今回は、入力するセルにプルダウンリスト(セルの右端に「▼」が表示され、リストから選択出来るもの)を設定する方法を見ていきましょう!

★ 設定方法
1.あらかじめ、商品名などのリストを作成しておきます。
2.プルダウンリストを作成するセルを選択し、ツールバーの「データ」から「入力規則」をクリックします。
3.すると「データの入力規則」の画面が開きますので、設定のタブで、「入力値の種類」から「リスト」を選択します。
4.次に「元の値」のところで右端のマークをクリックし、リストに利用する表をドラグで選択します。
5.(4)でクリックしマークをもう一度クリックすると、「元の値」にリスト参照欄が入力されていますので、確認してOKをクリックすれば設定完了です。

設定完了後、プルダウンリストに設定したセルを選択すると「▼」が表示され、リストから選択できるようになります。又、リストの内容を変更したい場合は、リスト自体の内容を変更するだけでOKです。

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データの条件に合わせて、色付き文字にする。

ある一定の数字を越えた場合、別な色付き表示にしたい!といった場合があると思います。このようなときは、セルに「条件付き書式」の設定をしてあげることで、色付き表示が可能になります。
ここでは例として、数値が80以上のとき、青く表示させる設定を見ていきましょう!

★ 設定方法
1.条件により色付き文字(数字)で表示させるセルを選択し、ツールバーの「書式」から「条件付き書式」をクリックします。
2.「条件付き書式の設定」画面が開いたら、「条件1(1)」のところで、「セルの値」が「次の値より大きい」を選択し、その右側に「80」を入力します。
3.次に「書式」ボタンをクリックすると、「セルの書式設定」の画面が開くので、「フォント」タブの「色」の項目で「青」を選択し、OKをクリックします。
4.すると「条件付き書式の設定」の画面に戻りますので、ここでもOKをクリックすれば設定完了です。

又、(3)のセルの書式設定で、フォントを太字にしたり、セル自体に色を付けたり、又は線を引いたりすることも可能です。作成する書類に合わせて、自由に設定したいですね!

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1つのセルに入力されたデータを、別々のセルに区切る。

1つのセルに入力した複数の言葉や項目を、別々のセルに分割したい・・・。このようなとき、それらの言葉が特定の文字や「、」、「・」などの記号で区切られていると、「区切り位置」機能を使って簡単に分割できてしまいます。1つ1つコピペする手間が省けるので、とても助かりますね。そこで今回は、この「区切り位置」の操作方法について見ていきましょう!

例として、1つのセルに「醤油、砂糖、みりん」と入力されたものを、「、」で区切り、3つにセルに分ける操作を行います。
(※分割すると、その右側のセルが上書きされてしまいますので、予め空白のセルを挿入してくださいね。)
1.「醤油、砂糖、みりん」と入力されたセルを選択し、ツールバーの「データ」から「区切り位置」を選択します。
2.区切り位置ウィザードが開いたら、「カンマやタブなどの区切り文字によって・・・」を選択し、次へと進みます。
3.次に「区切り文字」の部分で「その他」を選択し、その右隣の欄に「、」と入力します。
4.最後に完了をクリックすれば、設定完了です。

今回は、区切り文字によってのセルの分割でしたが、(2)のところで「スペースによって右または左に揃えられた固定長フィールドのデータ」を選択すると、「指定した長さ」でセルを分割できます。セルの入力内容で判断し、うまく使い分けたいですね☆

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セルにコメントを付ける。

Excelの資料を作成していて、他の人が見てすぐわかるように、コメントを付けたい・・・。このとき、新たにセルを挿入して、コメントを入力するのも良いですが、Excelには、「コメント」の機能がもともと備わっているので、これを使わない手は無いですね。今回は、このコメントの挿入方法について見ていきましょう!

★ コメントの挿入方法
1.コメントを付けたいセルを右クリックし、表示されるメニューから「コメントの挿入」をクリックします。
2.すると、セルの右上の三角マークが付き、吹き出しが表示されます。
3.この吹き出しの中に、伝えたい内容を入力します。

このコメントは、セルの上にカーソルを置いたときに表示されるようになります。常にコメントを表示させたい場合は、該当のセルを選択し、ツールバーの「表示」から「コメント」を選択すればOKです。ぜひ活用したいですね☆

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セルの入力内容を、移動せずに確定する。

セルに文字や数値を入力した際に、Enterキーを押して確定すると、通常、選択セルは1つ下のセルに移動します。しかし、同じセルにいくつかの数値を入力して合計値や確率などを試算したい場合は、いちいち選択セルを戻すのが面倒ですね。
今回は、セルの入力内容を確定しても、選択セルが移動しない方法を見ていきましょう!

★ 操作方法

Enterキーを押しても選択セルが移動しない方法は2つあります。

まず1つ目は、「Ctrl]+「Enter」キーで確定することです。 単にEnterキーを押すだけでなく、Ctrlキーを付けることで、セルが移動しなくなります。

2つ目の方法は、オプションの設定を変更してあげることです。手順は以下になります。

1.ツールバーの「データ」から「オプション」を開きます。
2.オプション画面が開いたら、編集のタブを開き「入力後にセルを移動する」のチェックを外します。
3.OKボタンをクリックして、オプション画面を閉じます。

2つ目の設定を行えば、Enterキーと一緒にCtrlキーを押す手間が省けますね。ちょっとした操作ではありますが、試算を多様する方は、是非お試し頂ければ幸いです。

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