Word文書をきれいで解りやすくするために!役立つ文書・文字設定(1)
文書の背景に透かし文字を入れたり、難しい漢字に小さく「ふりがな」を付けたりと、Wordには文書作成ソフトならではの文書・文字設定が多数存在します。
文書の背景に透かし文字を入れる。
指数を上付きで表示する。
キー操作で、横長の太線・二重線を引く。
Word文書の漢字に「ふりがな」を付ける。
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文書の背景に透かし文字を入れる。
様々なWordで作成した書面を見ていると、書面の背景に「社外秘」や「持ち出し禁止」、「回覧」などの、透けた半透明の大きな文字が入っている場合がありますね。これはもともと、そういった用紙を使っているのではなく、Wordの設定で簡単に挿入することが出来るようになっています。
そこで今回は、背景に透かし文字を入れる設定について見て行きましょう!
★ 操作方法
1.Wordファイルを開き、ツールバーの「書式」から「背景」⇒「透かし」とクリックしていきます。
2.「透かし」画面が開いたら、「テキスト」を選択し、テキストの項目で「社外秘」や「持ち出し禁止」など、好きな言葉を選びます。
3.あとは、フォントやサイズ、レイアウトなどを自由に設定し、OKをクリックすれば設定完了です。
背景に入れるテキストは、「社外秘」や「持ち出し禁止」の他にも、「原本」や「コピー厳禁」、「オリジナル」など多数の言葉が準備されています。
それぞれの文書の用途に合わせて、使いこなしたいですね☆
指数を上付きで表示する。
色々と文書を作成していると、「H2O」や「10の5乗」など、指数の部分を上付きで表示したい場合がありますね。
そこでこちらでは、「上付」の表示方法を見ていきましょう。(※同様に「下付」の表示も出来ます。)
★ 指数の表示方法
1.まず普通の文字の大きさで、H2Oなどと入力します。
2.次に指数表示(上付表示)をさせたい数字の部分を選択し、右クリック⇒フォントを開きます。
3.フォントのタブの「文字飾り」の部分で「上付き」にチェックを入れ、最後にOKをクリックすれば完了です。
1つ注意しなければならないのが、一番最後の文字を上付にした場合、その後の文字も上付で表示されてしまうことです。一度最後まで言葉や文章を入力してから、上付へ設定してあげると良いですね。
キー操作で、横長の太線・二重線を引く。
Wordでは、単なる横線意外でも、太線や二重線をキー操作のみで描くことが可能です。
ここでは、この太線と二重線の描き方について見ていきましょう!
★ 太線の描き方
1.全角でアンダーバー「_」を3つ連続で入力します。
2.スペースキーを2回押して、「[全]アンダーライン」に変換されたところでEnterキーを2回押下します。
3.すると、入力した行の右端まで、途切れの無い太線が入力されます。
又、もうお気づきの方も多いと思いますが、二重線を描く場合は、「=」を3つ入力すればOKです。こららの区切り線を、文書にうまく取り入れ、解り易い書面を作成したいですね☆
Word文書の漢字に「ふりがな」を付ける。
難しい漢字や、当て字などは、ふりがながあると文書がとても解り易くなります。
そこで今回はWordでの、漢字にふりがなを付ける操作方法を見て行きましょう!
Wordでは「ルビ機能」を用いて、ふりがなを付けます♪
★ 操作方法
1.文書中の、ふりがなを付ける漢字をドラグします。
2.次にツールバーの書式から「拡張書式」⇒「ルビ」をクリックします。
3.ルビ画面が開いたら、ふりがなに間違いが無いことを確認し、OKをクリックすれば設定完了です。(もし、ふりがなが間違っているようでしたら、この画面の「ルビ」のところに正しいふりがなに変更してあげればOKです。)
このルビ機能を使えば、特殊な読みを持つ漢字でも、ふりがなを作成することが出来ます。
Wordを良く使う場合は、是非覚えておきたい機能ですね!