Outlook Expressの大切なメールやアドレス等をバックアップ！！
仕事やプライベートで大活躍のOutlook Express。そして、メールの中身や取引先などのアドレスは、とても大切なものですね。このページでは、Outlook Express内に収められた大切な情報のバックアップについてまとめてみました。
受信したメールをいっぺんにバックアップする。 アカウント情報をバックアップする。 アドレス帳をバックアップする。 ユーザー辞書をバックアップする。 Outlook Expressに溜まったメールを、バックアップする。 Outlook Expressのメールの保存フォルダをDドライブに移動する。
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受信したメールをいっぺんにバックアップする。
メールが多様化されている現代では、日々送られていくるメールを保存していくにつれ、その量は膨大に膨れ上がってきてしまいますね。メールをあまりにも多く貯めてしまうと、ハードディスクの空き容量も少なくなってしまったり、不具合の原因にもなり兼ねません。
Outlook Expressでは、メールソフト上だけでメールを保存しているのではなく、Ｃドライブにある「フォルダ」にも、メールをまとめて保存してくれています。
★ バックアップ方法
※開始する前に、フォルダオプションから「隠しファイル」を見える状態に設定しておいてください。
1.マイコンピュータからCドライブを開き、「Documentｓ ａｎｄ Ｓｅｔｔｉｎｇｓ」を開きます。
2.ここでOutlook Expressのメールをバックアップしたいユーザーのフォルダを開きます。
3.次に「Ｌｏｃａｌ Ｓｅｔｔｉｎｇｓ」⇒「Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｄａｔａ」⇒「Ｉｄｅｎｔｉｔｉｅｓ」と開いていきます。
4.すると英文字がズラッと並んだフォルダが表示されます。これを開いて「Microsoft」⇒「Outlook Express」と進んでいくと、保存されているメールファイルが表示されます。
「ｄｂｘ」の拡張子がついたものがメールファイルになりますので、このフォルダをまとめて記憶媒体へ移すことで、メールを全てバックアップできますね。
バックアップしたメールファイルは、もとの場所に戻しておけばOutlook Express上で表示するようになります。
Officeのバージョンアップなどで、メールを新バージョンのOutlook Expressに移したいときなども、この方法が使えますね。
アカウント情報をバックアップする。
インターネットプロバイダより取得したアカウント情報は、初めに設定しておけばその後は設定する必要が無くなるので、意外と忘れがちです。しかし、もしものトラブルの為に、大切なアカウント情報を是非、バックアップを取得しておきたいものですね。
そこで今回は、アカウント情報のバックアップについてです。
★ バックアップ方法
1.Outlook Expressを開いたら、メニューバーの「ツール」から「アカウント」を開きます。
2.インターネットアカウントのダイアログが表示されたら、「メール」のタブになっていることを確認、バックアップしたいアカウントを選択して、「エクスポート」のボタンをクリックします。
3.すると「インターネットアカウントのエクスポート」のダイアログが開くので、保存する場所を選択し、ファイル名を入力して「保存」をクリックすればバックアップ完了です。
このアカウントのバックアップを一つのアカウントごとにしか出来ません。何個かのアカウントがある場合は、この操作を繰り返す必要があります。
このバックアップを行っておけば、新しいパソコンのOutlook Expressに設定する時など、手間が省けますね。
アドレス帳をバックアップする。
メールソフトのアドレス帳は、メールアドレスだけでなく、名前や連絡先、住所など数多くの情報を記録することが出来ます。これらはとても大切な、無くしたくない情報ですので、パソコンに万が一の事態を想定して、是非バックアップしておきたいですね。
そこで今回は、この「アドレス帳」のバックアップについです。
★ アドレス帳のバックアップ方法
1.Outlook Expressのツールバーからファイルをクリックし、「エクスポート」⇒「アドレス帳」と開いていきます。
2.「アドレス帳のエクスポートツール」が開いたら、「テキストファイル（ＣＳＶ）」を選択して「エクスポート」をクリックします。
3.すると「ＣＳＶのエクスポート」の画面が開きますので、ここで「参照」をクリックします。
4.「名前を付けて保存」の画面が開いたら、保存する場所を選択し、ファイル名を入力して「保存」クリックします。
5.「ＣＳＶのエクスポート」に戻りましたら、「次へ」をクリックします。そしてエクスポートするフィールドを選択し、「完了」をクリックすればバックアップ完了です。
このバックアップはＣＳＶ形式で出来るので、編集や整理も簡単に出来ますね。
ユーザー辞書をバックアップする。
Windowsでは文字入力の際に、ユーザー個人の使い勝手を良くするための「ユーザー辞書」という機能があります。このユーザー辞書で単語登録や定型句登録などを予め行っておくことで、例えば「お」と入力し変換すると「おはようございます」と入力できたりしますね。よく使う単語や定型句を登録しておくと、とても便利です。
今回はこの「ユーザー辞書」のバックアップについてです。
★ バックアップ方法
1.バックアップする記憶媒体をセットしておきます。
2.言語バーの「入力方式」（赤丸に筆のマーク）を左クリックし、プロパティを開きます。
3.「Microsoft ＩＭＥ スタンダードのプロパティ」が開きましたら、「辞書／学習」のタブをクリックします。
4.真ん中の「ユーザー辞書」の項目で、「参照」のボタンをクリックします。
5.すると「ユーザー辞書の設定」の画面が開きますので、ここに表示されたファイル（ｉｍｊｐ○u）を記憶媒体へコピー＆ペーストします☆ ※○には数字が入ります。
業界用語を頻繁に使う会社などでは、このユーザー辞書を多様されている場合が多く見受けられるようです。
うまく使いこなせば文書の作成時間の短縮が期待できますね。
Outlook Expressに溜まったメールを、バックアップする。
Outlook Expressを長く使用していると、受信したメールが何千、何万と溜まってしまいます。整理したいけど、削除はしばらく出来ない・・っといったメールが多数ある場合には、CDや別のハードディスクにバックアップしておくと良いですね。
★ メールのバックアップ方法
1.Outlook Expressを起動し、ツールバーの「ツール」から「オプション」を開きます。
2.オプション画面が開いたら、「メンテナンス」のタブを表示させ、「保存フォルダ」のボタンをクリックします。
3.すると「保存場所」の画面が開くので、「￥Outlook Express」の前の部分を全て選択し、右クリックでコピーしておきます。
4.キャンセルをクリックして、「保存場所」の画面を閉じます。又、オプション画面も閉じます。
5.次にスタートから「ファイル名を指定して実行」の開きます。
6.名前の欄を右クリックし、（３）でコピーしたものを貼り付けます。
7.ＯＫをクリックすると、Microsoftのフォルダ内に「Outlook Express」のフォルダが表示されます。ここに、Outlook Express内の全てのメールが保存されています。
8.この「Outlook Express」のフォルダを、ＣＤ媒体やフラッシュメモリ、別なハードディスクにコピーすれば、バックアップ完了ですね☆
メールのバックアップはその他大切なデータと同様に、万が一の場合に備えて、是非行っておきたいですね！
また、そうすることにより、バックアップした媒体の保管にも気を付ける必要が出てきます。
Outlook Expressのメールの保存フォルダを、Dドライブに移動する。
Outlook Expressのメールはもともと、Ｃドライブに保存されています。Cドライブは、Windowsのシステムが保存されており、万が一Windowsにトラブルがあった場合、ＯＥにも影響を及ぼし兼ねません。
そこで今回は、Outlook Expressのメール（メッセージ）のストアをＤドライブに移す方法を見て行きましょう☆
★ 操作方法
1.Dドライブに予め、メールを保存するフォルダを任意で作っておきます。
2.Outlook Expressのツールバーから「ツール」⇒「オプション」と開きます。
3.次に「メンテナンス」のタブを開き、「保存フォルダ」のボタンをクリックします。
4.すると「保存場所」の画面が開くので、ここで「変更」ボタンを押します。
5.「フォルダの参照」画面が開いたら、先ほど作ったDドライブ内のフォルダを選択し、OKをクリックします。
6.保存場所の画面に戻ったら、ここでもOKをクリックします。
7.Outlook Expressを再起動すると、Ｄドライブの該当ファイルへメールのストアが移動されます。
Windowsのシステムファイルを別にしておくことで、パソコンの空きドライブの有効活用にも役立つと思います。是非行っておきたい設定ですね！
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