Excelの印刷設定・操作方法

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Excelで作成した資料や文書を、上手に印刷する方法(2)

前頁に引き続き、Excelの様々な印刷設定についてです。

項目 日付やロゴマークを、各ページに印刷する。
項目 グラフなどのモノクロ印刷を、見やすくする。
項目 横書きの文書を、簡単操作で縦書き印刷する。
項目 表のエラー表示を、印刷させない。

 

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日付やロゴマークを、各ページに印刷する。

Excelでお客様に渡す書類を作成しているとき、各ページに日付や自社のロゴマークを入れたい場合があると思います。特に会社のロゴマークなどは、さりげなく印刷されていると、書類の見え方がぐっと良くなりますね。ここでは、印刷する全てのページに、日付やロゴマークを挿入して印刷する方法を見ていきましょう!

ここでは用紙の右上にロゴマークを、左下に日付を挿入する設定を行います。
1.ツールバーの「表示」から「ヘッダーとフッター」をクリックします。
2.すると「ページ設定」画面の「ヘッダーとフッター」のタブが開くので、ここで「ヘッダーの編集」ボタンをクリックします。
3.「ヘッダー」の画面が開いたら、「右側」欄をクリックし、右から2番目の「図の挿入」ボタンをクリックします。
4.すると図の挿入画面が開くので、ここで挿入する会社のロゴマークの図を選択し、OKをクリックします。ヘッダー画面に戻ったら、ここでもOKをクリックします。
5.ページ設定の画面に戻ったら、今度は「フッターの編集」ボタンをクリックします。
6.フッター画面が開いたら、「左側」の欄をクリックし、左から4番目にある、「日付」ボタンをクリックし、OKボタンで画面を閉じます。
7.ページ設定画面に戻ったら、ここでもOKをクリックすれば、設定完了です。

このヘッダーやフッターには、これ以外にもページ数や総ページ数、時刻、任意の言葉、ファイル名、ワークシート名などを挿入できます.より良い資料を作成すべく、ぜひ活用したいですね☆

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グラフなどのモノクロ印刷を、見やすくする。

カラープリンタが普及する中、企業などでは経費削減の為、モノクロのレーザープリンターを使用していることがありますね。Excelで作成したグラフなどは、自動で色が付きますが、もし、モノクロ印刷する場合は、注意が必要です。モノクロ印刷は、基本的に黒と白しか表現できない為、薄い黄色や、薄い青色などが、同じグレー色で印刷されてしまいます。
このようなときは、印刷の設定で「白黒印刷」に指定する必要があるんですね。今回はこの操作方法を見ていきましょう!

1.ツールバーの「ファイル」から「ページ設定」をクリックします。
2.ページ設定の画面が開いたら「シート」タブを開き、印刷の部分で「白黒印刷」にチェックを入れます。
3.最後にOKをクリックすれば、白黒で印刷されるようになります。

この設定を行えば、グラフの各項目の色が、白黒の濃淡と模様の組み合わせに、自動で組み替えてくれます。印刷するプリンタによって、白黒印刷の機能を使い分けたいですね☆

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横書きの文書を、簡単操作で縦書き印刷する。

Excelで横書きで作成してしまった文書を、縦書きで印刷させたい・・・。このとき、各セルに入力した内容を、セルの書式設定で縦書きにし、セルの幅や高さを調整し直すのは、ちょっと面倒ですね。Excelでは、このようなときの為に、一発で全てのセルを縦書きにさせる方法があります。
今回は、横書きを縦書きに変更する簡単操作について見ていきましょう!

★ 操作方法
1.Excelシートの左上隅をクリックし、全セルを選択します。
2.次に、ツールバーのフォント名が書かれた部分をクリックし、一番前に「@」を挿入します。(もし、「MS Pゴシック」を使用していれば、「@MS Pゴシック」としてあげます。)
3.最後にEnterキーを押下すると、全てのセルが縦書きで表記されます。

ここで1つ注意点があるのですが、この操作で縦書きになるのは、全角の文字のみとなります。半角の文字は、縦書きに変化しませんので、予めご注意願います。

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表のエラー表示を、印刷させない。

Excelの表では、関数式を使用することが度々あると思います。しかし、ここで空欄のセルにあると、数式の結果が「#N/A」のようにエラー表示されてしまいます。表を印刷するときに、数式を消せばいいかと思いますが、せっかく入力した数式を消すのもちょっと勿体無いですね。Excelではページ設定により、印刷時にはエラー表記を表示させなくすることが出来てしまいます。

★ 操作方法
1.シートを開き、ツールバーの「ファイル」から「ページ設定」をクリックします。
2.ページ設定画面が開いたら、「シート」のタブを開き、「印刷」の部分の「セルのエラー」で「空白」を選択します。
3.最後にOKをクリックすると、印刷時には、エラーが表示されなくなります。

計算式を良く使う方にとっては、とても重宝する操作だと思います。

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